子供たちと黒ちゃん

先日、レスキュー会入口横のニワトリ黒ちゃんのケージの前に子供が３人いました。

おもちゃの銃のような長いものを持っていて、黒ちゃんのケージに入れていました。
黒ちゃんをつついたりはしていませんでしたが、羽ばたいたり、暴れたりする反応が見たかったのかもしれません。

長いものを持っていた男の子に
「見ていてもいいけど、いじめないでね。この子は捨てられちゃったかわいそうな子なの。
だから、いじめたりしないで、優しく見守ってあげてね。」
と言ったところ、男の子が「捨てられちゃったの？」とちょっとびっくりしたような顔になりました。

「なんでここに来たの？」と聞いてきたので
「見つけた人が保護して警察に連れて行って、警察で世話が出来ないからここに来たの」と教えてあげました。

黒ちゃんの隣には足を怪我したハトがいるのですが
「あのハトは？」とまた聞いてきました。
「あのハトは足がおかしいでしょ？ケガをして飛べなくなっていたから保護されて、ここに来たの」
と言ったところ
「ここは鳥の病院？」と聞かれてしまいました。

「鳥の病院ではないけど、ケガをして飛べなくなった鳥は猫やカラスに襲われちゃうから、ここの人たちが病院に連れて行ったり、世話をしてあげているの」

「ここにいる鳥さんたちは、飼い主さんに捨てられてしまった可愛そうな子たちだから、いじめたりしないでね」
と再度お願いしました。


子供たちが黒ちゃんと仲良くなってくれるといいなぁ。

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